近距離 | 赤帽グザン運送

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「近距離」
  • ブログ2021.08.30

    この日は朝からのお引越でした。真夏の暑い日です。

    片側1車線の道路に面してい、しかも所謂街道筋に面していることもあり、交通量も多く長時間の駐車は他車の通行の妨げにもなりますから、極力短時間で終わらせたいと思っていました。

    ただ事前のお話しではお荷物の量はそれほど多くないようでしたので、階段3階降ろしと言っても一寸甘く見ていました。

    駐車スペースは歩道上に駐車スペースを確保できたので、先ず一安心でした。小振りの建物だったので台車の必要も無く、作業中邪魔にならないように階段の上がり口に立てかけました。作業時間もトータルでも基本時間で終わるだろうと、お客様の待つ3階まで上がっていきました。

    良かったのはそこまででした。写真のように階段の勾配は50~60度はある感じで、しかも蹴込み部分の段板は靴の長さもないくらいで、まるで梯子に段板を取り付けたような具合です。上がるときも注意が必要ですが、下るときはもっと大変で、踏み外さないようにしないといつ転けるかと思うくらいでした。

    お部屋に着くと、予想を遙かに超える量の「ビニル袋」が待っていました。入り口、風呂場、お部屋にほぼ一面に広がっていました。ダンボールに納めていらっしゃるとばかり思っていたのですが、アレルギーがお有りになるので、ダンボール箱が使えないのだということでした。事情が事情ですから、仕方有りません。手前の方から袋をつかみ、ひたすら階段の往復運動です。幸い大きなお荷物がなかったので、とにかくひたすらの上下運動です。階段の幅が狭く、急ですから踏み外すことに細心の注意ですが、後半になってくると何度かひやりとすることがありました。少しボーッとしてきたのも影響しているのでしょう。勿論暑さとマスクです。それでもお客様の積極的なお手伝いもあり、助かりました。

    階段が狭いのと、気温の上昇も半端なく、階段途中の小窓を開けて空気の抜け道を造ったのですが、それでもマスクをしての作業では、息切れがひどく、何度も水分を取りながらの作業でした。お客様も距離が近いので2往復でも構いませんと言われました。お言葉に甘えてそうすることも考えたのですが、何とか1度で済ませれば、お客様も後が楽でしょうし、それにどうも雲行きが怪しくなって来ていましたので、何とか1度で済ませようと奮闘です。

    結局予定の倍以上掛かって何とか積み込み完了です。出発して10分程で目的地に到着、ここにはエレベーターが有るので、大分違います。ただ、エレベーターを降りてからの動線が長いのがやっかいでした。台車にお荷物を積み上げることが出来ないからですが、極小階段3階に比べればどうということはありません。

    ただ怪しい雲行きが更に厚くなってきていました。30分程かかり何とかなりそうになったとき、ザーッと大粒の雨が音を立てて落ちてきました。慌てて車に残っていたお荷物を建物の中に入れ、エレベーターホールの近くに確保し、事なきを得ることが出来ました。

    まあ予定通りに行かないところもありましたが、結果としてはお客様に満足して頂けたのでよしとすべきでしょう。

    こんな階段もあるのかという、良い勉強になったお引越でした。

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